前回の記事では、快眠のススメと題して、快眠とは?その条件について解説しました。
人生において、その約1/3が睡眠しているため、この睡眠の質を高める事がより健康な生活を維持する事が出来ます。
そのためには、いかにしてこの睡眠時間を有意義に出来るのか?が重要です。
そして、睡眠時間を有意義に過ごすこと=快眠することになります。
ただ、中には快眠する事が出来ずに日々悩んでいる人も多いです。
そこで、当記事では気持ちよく快眠するために必要なことについて解説します。
快眠のために必要なこと
ここからは、快眠するために必要なことについて解説していきます。
ちなみに、この必要なことには主に下記のものがあります。
- 体内時計のリズムを保つ
- 効果的な入浴
- 就寝前の規則
- 寝室の環境
- 適度な運動
体内時計のリズムを保つ
人間の体内には、1日周期でリズムを刻む体内時計が備わっています。
この体内時計では、日中は活発に動き、夜は休息状態に切り替わります。
そして、毎朝の光を浴びる事でリセットされます。
つまり、この体内時計のおかげで、私たちは日々規則正しい生活を送る事が出来るのです。
ただ、この体内時計が狂ってしまうと、不規則状態になり、結果不健康になる可能性があります。
特に、日々の睡眠においては、この体内時計がとても重要な役割を持っているのです。
そのため、気持ちよく快眠するためには、下記の事に注意しながら体内時計のリズムを保つ必要があります。
効果的な入浴
効果的な入浴も快眠するためには重要です。
就寝直前や就寝のかなり前に入浴してしまうと、体内温度の関係で上手く快眠する事が出来ません。
そのため、就寝前の2時間ほど前に40℃程度のぬるま湯に20分程度浸かるようにしましょう。
ちなみに、熱めの温度が良いという人は、42℃程度のお湯に5分程度浸かるのが良いです。
就寝前の規則
快眠のためには、就寝前の規則も重要です。
寝る前にはコーヒーや緑茶、チョコレートなど、カフェインが含まれている飲食物は摂取しないで下さい。
そして、日々のアルコール摂取も適量を保ち、寝酒は控えましょう。
また、休刊日を設けるなどして、快眠とともに健康管理にも十分注意する必要があります。
寝室の環境
快眠するためには、寝室の環境も重要です。
寝室の室温は、夏は25~28度程度が良く、冬は18~22度程度、さらに湿度は50~60%程度を目指しましょう。
また、自分に合ったサイズの枕を使用して、寝具は放湿性が良く保湿性の高いものを使いましょう。
ちなみに、寝室では食事や仕事などはせず、睡眠するための空間として利用する必要があります。
寝室は寝る場所という空間づくりが、快眠するためには必要となります。
適度な運動
快眠するためには、適度な運動も必要です。
運動する事により、程よい疲れが眠気を誘います。
ただ、あまり激しい運動をしてしまうと、疲労が蓄積されるため睡眠の妨げになります。
そのため、ウォーキングやランニングなど、有酸素運動がお勧めです。
まとめ
日々の生活において、睡眠の質を高める快眠はとても重要になります。
何故なら、快眠する事により生活のリズムが整い、体内のホルモンバランスが保たれます。
その結果、心身ともに疲労が回復されるため、健康的な日々を過ごす事が出来るのです。
そのためには、体内時計のリズムや効果的な入浴、就寝前の規則などには十分注意する必要があります。
特に、体内時計のリズムを保つ事は、快眠するためには大きな要素と言えます。